サムンプライファームプロジェクトは、タイのTHM(ハーバルマッサージスクール/バンコク)の特別顧問でもあり、弁護士でもあるドゥサディー先生が立ち上げたタイの山岳民族の生活・就学支援活動の一環としてハーブ農園の生活支援を目的とするプロジェクトです。

タイには伝統医療の中でも自然のハーブ(サムンプライ)を使った療法が数多くあります。もとも農業国であったタイですが、タイ北部、中でもチェンライ県はタイ国最北端の山岳部に位置し、またミャンマーやラオスとの国境を有し、昔から文化や民族の交流の要所として栄えていました。

 

 

しかし農業を生業とする人々の中でもとりわけ山岳民族の人々にとっては荒地の多い土地では充分な収穫もなく、また生活環境も整備されておらず、貧困を余儀なくされていました。子供達も幼い頃より働かざるを得ない状況が続き、十分な教育も受けられず貧困の悪循環が続いていました。

以前はケシの花(アヘン)の栽培などで収入を得ていた時代もありましたが、加工・製品化し流通させることで、雇用を生み出し十分な収入を保証し、子供達が働かずに学校で学べるように生活支援をすることを目的として、当時少年達の弁護士として活動をしていたドゥサディー校長がプロジェクトを始めました。

 

 

彼らが代々培ってきた農業の知識を活かせる場を提供し、農園で作られたハーブを加工・製品化し流通させることで、農家の方にとって雇用を生み出し十分な収入を得てもらい、子供達が働かずに学校で学べます。また私たちの手元には、良質で、タイの自然農法のハーブが届くという素晴らしいシステムです。

 

さらにTHMでは、正しい伝統と知識を身につけてハーブを使うためにチェンライ県・ペチャブン県などの農園で実地研修を行なったり、博物館・病院・ハーブ展示会見学などを行なったりしてます(定期的にツアーを開催しています)。

 

サムンプライの恩恵にあずかりながら、タイの子供達の就学支援金ができるプロジェクトを、私たちも応援しています。

詳細はこちらからご覧いただけます。是非覗いてみてください。

http://www.samunprai-farm.net